これまでの研究と主な関心

研究対象

渡部研究室の扱う研究テーマは, 気候システムの形成および, 大規模な変化・変動現象のメカニズムを理解することです. 気候の変化・変動といってもさまざまですが, 気候システム外部の要因によって引き起こされる変化(人為起源の温暖化がその代表例です)や, 気候システム内部の力学によって自発的に生成される気象・気候の変動(異常気象やエルニーニョなど)どちらも対象として, 特に「なぜそのような変化・変動が生じるのか」という理学的な疑問を大切に研究を行っています.

研究手法

気候変動のメカニズムを研究する上で, 数値シミュレーションは今やなくてはならない道具です.渡部研では, MIROCと呼ばれるIPCCクラスの全球気候モデル(General Circulation Mdeol, GCM)の開発に15年以上携わっており, このGCMを活用した多様な数値実験を実施・解析することで, 気候変動のメカニズムにせまります.また, GCMの素過程に関わる数値モデリングの研究も歓迎しています. 大学院生でも, 東京大学のスーパーコンピュータを利用できますので, 早くからGCMを用いたシミュレーションを行っています.また, GCMのシミュレーションから得られる大気や海洋の場は, 観測データと同様に複雑な相互作用の結果ですから, そこで起こっていることをより明確にするためのメカニスティックな線形傾圧モデル(LBM)も活用することができます.ただし, こうしたモデルはあくまで理解のための道具ですから, 実際の現象をまずは観測データを用いてしっかりと見ることをあわせて重視しています.

研究テーマに関わる参考情報

渡部研究室に在籍している/いた大学院生の半数以上は, 他大学あるいは他分野から進学してきます. ですから, 研究テーマはM1前期に1〜2か月ほど議論をしながらじっくり決めてゆきます.その間, 文献を読む, MIROCに慣れる, 観測データの解析を演習的に行う, などもします.

現在進行中の研究テーマ

これまでに行ってきた研究テーマ


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Last modified: Mon Sep 25 11:37:49 JST 2017