異常気象

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異常気象の要因分析

 1993年は約40年ぶりの顕著な冷夏となり、北日本、東日本の夏の間の平均気温が平年に比べて2℃近く低く、米作などの農作物に甚大な被害が出ました。右図は1993年7月中旬〜下旬の地上天気図と上空約5000メートルの偏西風の流れ(赤線)を示したものです。このような地上・高層観測データの解析から、1993年の大冷夏は、

(1)太平洋高気圧の勢力が弱かったこと、

(2)北海道の北でオホーツク海高気圧が長期間停滞したこと、

によると思われます。
(1)に関しては、日本の南の熱帯太平洋の対流活動や海面水温の変化が関係していたものと考えられます。
また、(2)に関しては、偏西風が日本上空で大きく南北に蛇行し停滞する現象(ブロッキング現象−図2の赤線)が現れたことと関連しています。気候解析分野では、このような異常気象の要因を分析するとともに、エルニーニョやブロッキングなど異常気象を引き起こす現象のメカニズムの解明を行います。


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