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気候システム研究センター2001年度

オープンハウス


2001 年度オープンハウスは無事終了いたしました。
当日は、 CCSRのスタッフや大学院生によって、 数多くのパネルや ワークステーションを用い、気候に関する話題やCCSRで行っている研究を紹介しました。





日時
2001年6月7日(木)〜8日(金)
展示
気候システム研究センター
(東京大学駒場第二キャンパス15号館) −地図はこちら
東京都目黒区駒場4-6-1

7日(木) 10:00―18:00
8日(金) 10:00―16:00
なお,先端科学技術研究センター、人工物工学研究センター、国際・産学共同研究センター、空間情報科学研究センター、先端経済工学研究センターとの一般公開展示も 同じ日程で行われます.
学術講演会は,7日(木) 13:00―16:00 および,8日(金) 10:00―15:00 の開催です。
今回、気候システム研究センターからは、今須 良一助教授の
「地球温暖化物質を宇宙から測る」
が予定されています。

「地球温暖化物質を宇宙から測る」

6月8日 11:00〜12:00  今須 良一 (気候システム研究センター・助教授)
 地球温暖化問題が深刻化しつつあることが懸念され、その原因物質の排出規制に関する国際的な規約などが整備され始めていますが、その科学的な根拠となっている温暖化物質の大気中などにおける挙動については、まだまだ不明な点が多くあります。それらを人工衛星による宇宙からの観測により明らかにする事を最終目標に、各国において衛星搭載センサーの開発が進められています。その最初の試みとして1996年に日本で打ち上げられたADEOS衛星に、通産省が開発したIMGセンサーが搭載され、世界で初めて各種温暖化物質の全球分布を求めることに成功しました。講演では、このような観測手法の現状や測定精度、さらに将来の可能性などについてお話ししたいと思います。
講演者略歴:
1962年長野県生まれ。85年名古屋大学理学部物理学科卒業。89年名古屋大学大学院理学研究科博士課程後期課程中退。89年通商産業省工業技術院公害資源研究所入所。91年通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所研究所に配属(所名変更)。93年博士(理学)。94年資源環境技術総合研究所主任研究官。2000年4月より東京大学気候システム研究センター助教授。

2000年のオープンハウス
1999年のオープンハウス
1998年のオープンハウス
1997年のオープンハウス
1996年のオープンハウス