shp file/tif fileを読む
GISでよく使用するファイル形式にshpファイルがあります. 市町村境界のようなデータをイメージしてもらえればよいですが, 面データを各領域に分けるようなデータと思ってもらえればよいです. 格子状に並べられた"ラスタデータ"と対比になる形式です. ここでは, ついでにGISで使うラスタデータ.tifの変換方法ものっけてあります.
通常では, QGISのようなGISアプリケーションで開くものですが, ここではGMTなどで描画することを想定して, shpファイルをtxtデータに変換する方法です. プログラムgdalを使用します.
wget http://download.osgeo.org/gdal/2.2.1/gdal-2.2.1.tar.gz
tar zxvf gdal-2.2.1.tar.gz
cd gdal-2.2.1
./configure --prefix=/home/obase/gdal-2.2.1 --with-sfcgal=no
make -j4
make install
使いかた
ファイル情報の取得
ogrinfo RAISED_PaleoIceExtents.shp
gdalinfo MEaSUREs_IceFlowSpeed_450m.tif 
GMTで読める形式への変換例. (1)はtest.gmtのテキストファイル, (2)は.ncファイルが出力されます.
ogr2ogr -f "OGR_GMT" test.gmt RAISED_PaleoIceExtents.shp
gdal_translate -of GMT MEaSUREs_IceFlowSpeed_450m.tif MEaSUREs_IceFlowSpeed_450m.nc 

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