- 6月21日(日):渡韓
- 会場のホテルは明洞という繁華街の真ん中にある。陸の孤島だった去年のUAWとは異なり,ちょっとした買い物などには便利。
- 明洞の町並みや言語の雰囲気が日本と似ているからか,あまり外国に来た気がしない。同じアジアといえど,バンコクやシンガポールとは全然違う。
- 母から頼まれていた「BBクリーム」という化粧品は,あちらこちらで売っていたので探す必要すらなかった。逆にあまりにも多すぎてどれを買えばよいのか悩む。
- 6月22日(月):UAW 1日目
- A-Sタイプの積雲パラメタリゼーションを精密化して,MJOの伝播特性が大幅に改良(SNUモデル)。
- 特に日付変更線より東側でもちゃんと伝播しているのが驚き。西半球ではMJOは対流をあまり伴わないので,積雲スキームをいじって改良されたということは,東半球での対流に伴う西半球での応答がうまく再現されているということだろうか。
- ENSOの振幅は積雲スキームのチューニングで調節できそう。
- バンケットでサザンのTsunamiを歌う。韓国の学生がミスチルで応歌。まるで日本人が歌っているかのごとく発音がすばらしい。来年は,台湾の歌を覚えていかねば。
- 6月23日(火):UAW 2日目
- 自身の発表は,ゆっくりと話したせいか時間内に終わることができず,南シナ海での減少予測の原因についての議論ができなかった。来月のモントリオール学会での課題が浮かび上がった。
- 質疑内容は想定の範囲内。
- ENSO modokiと南シナ海での台風発生数の間に有意な相関がある?
- Student meetingで同班の台湾NTU学生のPunさんは,Nargisの上陸直前の急発達を扱ったGRLの論文の著者のひとり。
- 台風の強度や強化について,数編の論文をもらう。Satellite altimetryやArgo floatのデータを解析したもの。
- 6月24日(水):UAW 3日目(excursion)
- 韓国でも古の宮殿の東西南北を青龍・白虎・朱雀・玄武が守っていた。ガイドが朱雀をphoenixと訳していたのが印象的。
- 総じて石像の動物がユーモラスに造形されている。
- 方角のシンボルカラー:東西南北は青白朱黒,中心が黄。
- 丘の上の電波塔に登り,ソウルの町並みを一望。
- 夜はプルコギ。Rohさんに言わせると,超高級店で学生ふぜいが行くような店ではないとのこと。僕たちが銀座に食べに行くようなものだろうか。
- 6月25日(木):帰国
- まとめ
- 興味深い内容なのにフォローしきれない発表がいくつかあった。来年はちゃんと事前にアブストラクトを読むなどして予習しよう。
- 楽しむだけでなく,学生を焚きつけるのも重要。
- 韓国の学生のhospitalityに驚愕。
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