単なる履歴書です。
はじめに ~海洋と気候~
海洋深層大循環から気候の成り立ちを考える
全世界の海洋を巡る大規模な循環を中心的な研究対象とした研究を行っています。上記「はじめに」と重なる部分も大きいですが、もう少し具体的に、かつ専 門的な知識も交えて、私の研究背景について紹介します。この文書はもともと、大学院受験者向けの研究紹介ページに掲載されていたものですが、そこが改訂さ れて消えてしまったようなので、再利用です。なお、文書中に出てくる「気候システム研究センター」は、2010年4月に海洋研究所と統合 し、現在の大気海洋研究所になっています。
私が所属する東京大学大気海洋研究所海洋システムモデリング研 究分野の紹介ページもご覧ください。
ついでに、より一般向けに書いた他の似たような文書も載せておきます(PDF)。
- 水循環と大気 (とある機関誌にこのタ イトルで執筆を依頼されたものですが、海の話に持っていってます)
- 海洋大循環 (地球温暖 化の解説書の一節として書いたものです)
- 海の深層と気候 (一般向けに 行った90分×2回の講義の内容をまとめたものです)
- 海洋熱塩循環と温暖化 (岩波書店『科学』の地 球温暖化特集号に書いた解説記事です)
海洋循環のモデリング研究
海洋の循環、およびそれに関わる気候の現象の研究のために、モデリングという手法を用いています。具体的な研究内容については下記「研究テーマ」で述べ ます。ここでは、海洋のモデリング研究とは何なのかについて紹介します。
研究テーマ
ここでは私がこれまで関わってきた研究について具体的に紹介します(他の項目と違って、そこそこ図があります)。この 中には指導する大学院生の研究テーマとして行ったものが多く含まれます。
研究対象は私自身の新たな興味によって広がるとともに、一緒に研究をしてくれる学生や研究者の興味によっても広がっていきます。ここに直接は挙げられて いなくても、近い方向性を持つ研究テーマであれば、その指導・お手伝いをすることができる可能性があります。研究室の中心的なテー マは「大規模な海洋循環の物理的側面」についてですが、局所的現象や物質循環(化学・生物過程モデリング)なども行っており、海洋の数値モデリング研究であれば、かなり広 い範囲のテーマに対応できるつもりです。
学術雑誌に掲載された論文やその他の著作物・記事のリストです。その内容は上記の「研 究テーマ」 において紹介しています。
科学研究費補助金など、公募により採択された研究課題のうち研究代表者もしくは課題担当者(大規模プロジェクトの場合)となっているもののリストです。
私の研究室では東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻の 学生を受け入れています。どのような研究ができるかについては、上記「研究紹介」のうち、特に「海洋深層大循環から気候の成り立ちを考える」・「海洋のモデリ ング研究」・「研究テーマ」をご覧いただくと、参考になると思います。ただし、ここで伝えられることには限りがありますし、なかなかニュアンスが伝えにくいこ ともあります。興味を持たれたのであれば、ぜひ直接話す機会を持つことをお勧めします(連絡先は CCSR ホームページの教 員紹介をご参照ください)。
大学の講義や一般向け講演などで配布したノート・資料や使用したプレゼンテーション素材です。