水蒸気や二酸化炭素やメタンなどの大気成分は地球放射を吸収して宇宙空間に熱が逃げて行くのを妨ぐので、温室効果気体とよばれています。産業革命以降、とくに大気中の二酸化炭素やメタンなどの温室効果気体が増えつづけています。一方、気温も19世紀以来0.8度。C程上昇していることをデータは示しています。この温暖化が人間活動による温室効果気体の増加によるもの(人為起源)か、それとも気候の自然変動によるものなのか、また、今後どれほど温室効果気体が増加して地球が温暖化するか、どのような影響があるのかが、現在問題となってます。地球温暖化に関わる総合的な気候システムのふるまいについて理解をすすめるため、CCSRでは大気海洋結合大循環モデルを開発し、超高速計算機を用いた数値実験に取り組んでいます。 |
- 地球温暖化問題とは何か
- 温室効果気体と地球温暖化
- 温室効果気体の動向
- 地上気温の動向
- 地球温暖化問題
- 気候モデルによる研究
- 大気-海洋結合モデルによる研究
- 数値実験による温暖化予測
- 温暖化の地域分布
- 海洋循環の変化
- 大気海洋結合大循環モデルとは
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