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阿部研究室は東京大学大気海洋研究所 気候システム研究系 気候変動現象研究部門に属し、気候モデルを使って地球史から将来まで気候の変動メカニズムを明らかにすることを目指しています。大気海洋結合モデル、氷床モデル、植生モデルなどを用いて、多くの学生と研究員が研究しています。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻の地球惑星システム科学講座の協力講座にも属しています。
古気候モデリング 地球温暖化のような将来予測はもちろんのこと、過去の地球の気候変動を解釈したり、その要因を追究することも気候システム研究の重要課題です。そのためには、大気、海洋などの変動をモデル化するだけでなく、これまで大気科学や海洋科学で詳しく扱われてこなかった部分系のモデル化と統合化が必要になります。たとえば、氷床(大陸氷河)、海氷、植生などです。私達は、これらのサブシステムと大気・海洋との相互作用の性質などを調べ、現在と大きく異なる気候状態の再現や、氷期間氷期サイクルや数千年の振動のメカニズム解明などをめざしています。
私たちの研究室ではいわば仮想地球である気候モデルを用いて様々な問題に挑んでいます。
2022年 / 2021年 / 2020年 / 2018〜2019年